「勉強ができる」とは?

最近ある本を読んでいたときに、
「勉強ができる」というのはどういうことを言うのか
考えさせられることがありました。

一般的に勉強ができるとは
テストで高い点数を取ったり、受験で良い学校に入れたりなど、
結果について述べる場合が多く思います。

その本には以下のように書かれていました。

”勉強ができるとは、勉強をすることにストレスを感じないこと”。


その本はある有名な塾の講師の方が書かれた本です。
その中には、出来ない子どもはいないということが強く書かれています。

この塾が他の大手進学塾と違うところは、
”勉強をする目的や意味を子どもたちに教える”ところです。

これを教えることによって、
「勉強ができる」子どもに育つと書かれています。

確かに、自分が小さいときに、勉強をする目的や意味を
教えてもらったかと言うと、教えてもらっていない気がします。

今でこそ勉強の重要性は分かりますが、
自分が覚えている範囲で思い出してみると、
小学生くらいの私にとって、勉強は苦しいものでした。

勉強よりも、校庭で友達とサッカーをしたり、
ゲームをしたり、好きなマンガを読んだりすることの方が、
圧倒的に楽しいものでした。

そう考えると、勉強することにストレスを感じないことは、
本当にすごいことだと思うのです。

 

皆さんが考える勉強をする意味や目的とは何でしょうか?

これについても、その本には書かれており、
大まかには以下のことだと私は捉えました。

1.知恵を付けることで、自分の視野を広げる。視野が広がれば、やりたいことが見つけやすくなる。
2.勉強をしておくことで、やりたいことを達成するための知恵を手に入れておく。
3.さらに、やりたいことを達成するための努力の仕方を勉強を通して学ぶ。

この三つだと思います。

これを小学生の子どもたちが納得できるまで徹底的に説明をするそうです。
そして、その意味を自分なりに理解できたとき、「勉強ができる」子どもに育つそうです。

 

お子さんに勉強する理由を聞かれたとき、
答えに困ってしまうことがあるのではないでしょうか?

 

答え方はたくさんあって良いと思いますし、
人それぞれだと思います。

しかし、私自身も小さい時に勉強することの意味や目的を学び、
勉強することにストレスを感じないように育てることは重要だと思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

 

 

hayashi林 勇希

株式会社Gクリップコーポレーション
執行役員 経営コンサルタント


幼稚園を中心とした子どもに関わるビジネスの経営コンサルタント。

幼稚園・スポーツクラブにおいての学童保育立ち上げ提案、幼稚園の園児募集、スイミングクラブの会員募集、保育所立ち上げなど、子どもに関わる幅広いビジネスにおいてコンサルティングを経験。現在は私立幼稚園、こども園に特化した“ベストマッチング・サービス”を提供するGクリップコーポレーションに所属し、幼稚園の園児募集、教育施設への学童参入支援、スイミングクラブ会員募集支援等、教育業界へのコンサルティングを行っている。0歳~9歳の子どもたちの教育を研究し、指導員を育成する一般社団法人キッズコンサルタント協会の理事を務めるほか、元プロテニスプレーヤー杉山愛選手の母である杉山芙沙子氏が開発した幼児向けスポーツプログラムの普及を行う一般社団法人次世代SMILE協会の研究員も務めている。