アドラー流 元気になる声かけ

アドラー流 元気になる声かけ

みなさんは普段お子さんに
どのような声をかけていますか?

「ダメ」「いけない」「何でいい子にできないの?」など
ネガティブな言葉をたくさんかけて、
子供の悲しそうな顔、怒った顔、その夜寝顔をみながら
自分自身落ち込んでしまった日はありませんか?

以前、「アドラー流 褒めない・叱らない育て方」
という記事を書かせていただきました。

前回の記事
「アドラー流 褒めない叱らない育て方、知っていますか?」

そこではタテの関係でなく、
ヨコの関係でいることの大切さをお伝えしました。

今回は元気になる声かけの大事なキーワードとして、
心理学者アドラーの
「勇気づけ」という言葉をご紹介します。

勇気づけとは、相手(自分)に
心の底からやる気を出させる勇気を与える声かけです。

つまり何かをやる原動力になるような言葉。

この勇気づけを日々の子育てに取り入れてみると、
子供はもちろん、言っている自分自身も
気持ちがよく、お互いに元気になれるのです。

母子

子供が見せる笑顔、
きっとどんな親でも心に響く嬉しさがありますよね。

その時に、1日の終わりに、
「●●が笑ってくれるとママとっても嬉しい!!!」
と声に出し、実際に伝える。

自分の笑顔はママが喜ぶんだ。
もっと笑っていい(笑いたい)んだ!と感じる。

「●●がこうしてくれたからママは本当に助かった。ありがとう」
ちょっとしたことでも助かったことがあったり、
言ったことをやってくれたりした時に伝えてみる。

「●●はこういうところが得意だよね」

「●●は友達思いでとても優しいね」

「●●はいつも一生懸命にやっているね」

「●●、あの時特に頑張っていたね」

などなど。

意外とこういったことを思っていても
口には出していない方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

ついつい悪い面ばかり
口にしてしまっていたりするかもしれません…

今子供がやっていることをしっかり見つめてあげ、
ぜひ声に出して届けてみて下さい。

言っている自分自身もとても気持ちよく、
そして何より子供はきっと更に
喜んでくれるのではないでしょうか。

尊い子育て期間、
せっかくなら親子・家族それぞれが
笑顔溢れる時間にしたいなと思います。

一つの手段として子育てに
この勇気づけの言葉を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 


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アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年5月に生まれた息子(第一子)の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。