1歳半で、お手伝いデビュー！

ようやく歩けるようになり、
行動範囲が広がった我が家の次男。

ある日夕食の準備をしていると台所にやって来たので、
危ないと思ってスプーンを渡し、

「これ、テーブルに置いてくれる? 」

と頼むと、お兄ちゃんやお姉ちゃんの分まで
置いてくれました。

1歳半でそんなことができたことに感動し、
しつけにもいいと思って褒めると、
なんとも嬉しそうな顔。

それからです。

買い物をすると、買ったものを
袋から出して持ってきてくれる。

食洗機を開けると、洗い終わった食器や
フォークなどを渡してくれる。

何かとお手伝いをしてくれるようになりました。

そして毎回
「偉いね」「すごいね」「ありがとう」と言うと、
満面の笑顔でお手伝いをし続けてくれます。

とても嬉しい成長ぶりですが、
実はとても忍耐がいります。

というのも、私ひとりで片付けるより、
ものすごく時間がかかるからです。

でも、本人のやる気を後押しするには、
絶好の機会ではありませんか?

1歳半という年齢は、
できることが増えて視野が広がる時。

好奇心がいたずらにつながることもありますが、
うまくいけばお手伝いやお片づけなどに
注意を向けることができます。

1歳半ではまだ早いように思うかもしれませんが、
しつけはタイミングを逃さないことも重要なポイントです。

ドゥロー　ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。