教育の真髄は遊びにある!?

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多くの幼稚園や保育園にお伺いさせていただく中で、
共通して先生方が仰ることがあります。

それは、幼児期に必要な教育は、
遊びであることです。

どんなに立派な発表会をしている園でも、
どんなに規律正しく活動している園でも、
園のリーダーは、必ず遊びが大事だと仰います。

子どもたちは、遊びの中でチャレンジし、
遊びの中で新しい発見をし、
遊びの中で社会性を身につけていくのです。

皆さんもそうだったのではないでしょうか?

ある、幼稚園の園長先生が、このようなお話をされていました。

「私たちの幼稚園は、必ず卒園するときにアンケートなどを取りますが、
その中に思い出に残っていることを記載する箇所があります。
私は、この内容が発表会や行事ではなく、
日常生活の中にある内容であった時、すごく嬉しく思うのです。」

日常生活の中で、砂遊びが楽しかったのか、
友達とたくさん遊んだことが楽しかったのか、、、、
とにかくそんな日常が、子どもたちの思い出に残っていた時、
毎日が充実した生活だった証拠なのだと、勉強させていただきました。

そして確かに、すごく大切なことであると感じました。

これから新制度が始まる中で、
小規模保育事業や、事業所内保育所など、
ハード面での充実がどうしても物足りない施設も出てくることが予想されます。

遊びが、幼児教育の中で最も大切なことであるならば、
この限られた環境の中で、どれだけ子どもたちに遊びの場を提供することができるかを
現場で働かれる方は考えていかなくてはならないと感じます。

また、それと同時に保護者の皆様には、
子どもたちがたくさん遊べる環境を選んでいただけると良いのではないかと思います。

 

 

hayashi林 勇希

株式会社Gクリップコーポレーション
執行役員 経営コンサルタント


幼稚園を中心とした子どもに関わるビジネスの経営コンサルタント。

幼稚園・スポーツクラブにおいての学童保育立ち上げ提案、幼稚園の園児募集、スイミングクラブの会員募集、保育所立ち上げなど、子どもに関わる幅広いビジネスにおいてコンサルティングを経験。現在は私立幼稚園、こども園に特化した“ベストマッチング・サービス”を提供するGクリップコーポレーションに所属し、幼稚園の園児募集、教育施設への学童参入支援、スイミングクラブ会員募集支援等、教育業界へのコンサルティングを行っている。0歳~9歳の子どもたちの教育を研究し、指導員を育成する一般社団法人キッズコンサルタント協会の理事を務めるほか、元プロテニスプレーヤー杉山愛選手の母である杉山芙沙子氏が開発した幼児向けスポーツプログラムの普及を行う一般社団法人次世代SMILE協会の研究員も務めている。