社会性がみにつく!保育園と習い事のススメ

社会性がみにつく!保育園と習い事のススメ

近年、産休や育休がとりやすくなってきて、
出産しても働く女性が昔より増えています。

やりがいをもって働いているママは
生き生きとして素敵ですよね。

また専業主婦と違って
社会から一人の女性として認められることが多いので、
家庭と仕事とのオンオフもでき、
気持ちを切り替えて子どもに接することができると思います。

しかし、まわりからは、
「母親が小さいうちから働くのはかわいそう。
子どもが幼い頃は母親がそばいて過ごしたほうが良い」
と、いうような周りからの意見に、
一度は心を痛めたこともあるのではないでしょうか。

平日は保育園、休日は習い事と、
親子で過ごす時間は専業主婦の親子にくらべると、
圧倒的に少ないかもしれません。

でも、大切なのは、時間でなくて、
一緒に過ごす“時間の質”だと思います。

ご飯を食べながら今日一日のことを話をしたり、
夜寝る前に、必ず一冊本を読むなど、
濃密な時間をつくれば子どもも寂しい思いをしません。

 

また、保育園のいいところは、
小さい頃から友達とすごすので、
早くから社会性が身につきます。

そして規則正しい生活を送るので、
着替えや歯磨き、トイレなどの衣食住の生活習慣も
しっかり身に付けることができます。

保育時間が長いので、
お天気がいい日は必ず外遊びをしたり、
工作もたくさんします。

外でカラダをたくさん動かし運動をすることや、
工作をすることは、脳の発達にもとても良いといわれています。

外遊び

最近は家庭でTVやDVDのほかに、
スマホやタブレットのゲームや動画サイト。
外で遊ぶよりも楽しいことが増えてきてしまいました。

専業主婦の家庭では、
保育園のように毎日お外遊びや工作をするのはなかなか難しく、
ついついTVやゲームに頼ってしまうこともあります。

また、一般的には共働きのほうが
経済的に裕福な場合が多く、習い事など、
小さい頃に才能を引き出す体験をたくさんできたり、
幼いころから保育園や習い事に通っている子どもは、
いろんな経験を積むことができます。

単に、人にこどもを預けることは
かわいそうだと考えず、メリットもたくさんあるので、
一緒にいる時間を大切にしながら、
自信をもって働くといいですね。

笑顔で働いているママを
お子様はきっと誇りに思うと思います。

キャリアウーマン

 


主婦のイラスト

Sachiko
大学では教員過程科目を履修し、中学校・高校の教員免許を取得する。また前職では地方公務員として行政職を9年間経験し、行政事務と教育委員会生涯学習を担当。青少年教室や団体の事務局、地域全体の子育てや教育活動に関わる。また、県公立図書館等振興方策の作業部員に選任され、図書館のあり方や子どもにとっての図書について多角的に検討する県教育員会のプロジェクトに参画。退職後は、ボランティアで子育て情報誌の編集委員を務めながら地域の子育てサポート事業に参画する10歳、4歳、2歳の3人の子育て中の主婦。